ビバイでは、徹底した教師研修を毎月行っております。「英語を話せる人ならば、英語を教えることができるのか?」答えは No です。
優秀なバイリンガル教師を育成すべく、ビバイが培ったノウハウを教師たちに伝えています。英会話レッスンで最も大切なことは、教師の質であるとビバイは考えています。
教師研修の流れ
・英語を教えることの難しさ(代表のメッセージ)
内容
*日本語と英語の言語間距離について
*フォニックスを最初に教えてはいけない
*年齢別による、子供の発達段階(字が書けるようになる年齢はいつからか)
*子供がまだ習得していない日本語(たとえば、「右」「左」は5歳前後で習得するなど) etc.
・レッスンプランの組み立て方
・ビバイチェックテストについて
・数量(one,two,three...)を教えるときの注意点
・模擬レッスン(それぞれが幼児や小学生を想定しての模擬レッスン)
ネイティヴスピーカーの盲点
ネイティブスピーカーがレッスンをする際、気をつけなければならない点がいくつかあります。たとえば、アルファベットの A を教える際、日本人はまず「えー」という音を覚えます。A、B、C … を順に「えー、びー、すぃー」と覚えていきます。しかしながら、Aには「えー」という名前が付いていますが、発音は「あ」と発音します。つまり、Aには文字として「えー」という名前がついていますが、「あ」という音を持つ文字です。 レッスンの際、Aという文字を見せて「あ、あ、えー」、Bという文字を見せて「ぶ、ぶ、びー」、Cという文字を見て「くっ、くっ、すぃー」というように、音と名前を同時に教えてしまうと、子供が混乱することがあります。これは「フォニックス」という音の概念を意識してのレッスンですが、名前と音を混同してしまう恐れがあります。「A、B、Cの名前を言ってごらん」というと、「あ、びー、くっ」のようになってしまうことがあるのです。 英語圏で育った人たちは、それでも問題ありませんが、日本にいてある程度の言語を習得している子供にとっては、これが適さない場面もあるのです。このようなネイティブスピーカーが見落としがちな盲点を指導することで、優秀なバイリンガル教師が育っていくのです。