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■日本人に英語は不要!?③|賛否両論の英語改革の背景

 前回の記事で、「大学入試の英語改革と早期英語教育の問題は分けて考えるべき」 「英語より〇〇という考え方によって英語の学習をしないことは理性的な判断ではない」ということを書きました。 今回はなぜこのような議論が起きてしまうのか書いています。

■切っても切り離せない大学入試

私を含め大学受験を指導する講師たちは、多くの「読み書き計算の苦手な受験生」を目の当たりにします。 私自身も高校生や浪人生を指導する際に「読解力や論理的思考能力がない」と感じることは多くあります。 比較できるデータがないので断定はできないのですが「昔に比べて低下しているのでは?」と感じることは多々あります。
 >参考:中高生の読解力ピンチ  文法分からず中学生43%が誤答 国立情報学研究所調査
 読解力や論理的思考と言っても、特別なことではありません。義務教育過程をしっかりと終えれば、必要最低限の力はつきます。 にも関わらず、これらが不足している生徒達を目の当たりにすることは非常に多く、その原因が幼少期にあると考えるのは自然な流れでしょう。
 このような現状から、数々の教育関係者が「読み書き計算もできないのに、英語なんてやらせている場合か!」と怒りが噴出し、 上記のような議論が行われることになるのです。

■戦犯は英語ではない

基礎的な読解力や論理力を持ち合わせずに進学してきた生徒たちを指導する立場からすれば、 そのような罪を犯した犯人を探したくなる気持ちは十分に理解できます。そして、 容疑者として真っ先に上がるのは英語なのです。誰しもが英語という科目を3年以上学習し、大変さを実感しています。
しかしながら、小学校で英語が必修化される前から、読解力や論理力が年々低下しているという指摘はありました。 これらの能力が低下した背景を考えると、
 ・携帯、スマホ、SNSなどの普及により、正しい日本語に触れる機会の少なさ
 ・教師の指導力不足
 ・受験指導のテクニックが増え、本質的な読解力が低下
 ・核家族化による、多様な日本語に触れる機会の低下
 ・子供がコミニュケーションを取る大人の数の変化
 ・親世代の言葉の運用能力の低下
などなど、可能性を上げればキリがありません。
 また、そもそも論として「本当に子供達の読解力や論理力は低下しているのか?」という命題の真偽も定かではありません。 事実、国際的な学力調査で日本人の子供達の読解力が相対的に低下した時期がありましたが、今は回復しつつあります。 そもそも、この調査自体も「相対評価順位」ですから、他国の教育水準が上がれば日本の順位が下がってもおかしくありません。

様々な機関が発表する「読解力が低下する原因」として挙げられるものたちは、その相関関係は指摘されていますが、因果関係を示したものではありません。

つまり、読解力や論理力が低下した原因となるものは、実際のところわかっていません。ひょっとしたら、上記のどれかかもしれませんし、複数の要因があるかもしれませんし、列挙していない原因があるのかもしれません。

いずれにせよ、確たる根拠もないまま「早期英語教育は悪だ!」と決めつけることは、早計ではないでしょうか。

とはいえ、早期英語教育を施行するにあたり、デメリットはないのかと言われれば当然ゼロではないと思います。

次回は、早期英語教育のメリット・デメリットを挙げ、冷静に比較をしていきたいと思います。

Koki

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