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■英検の活用とその他の英語資格

 前回の記事で英検の受験はオススメするが、年齢に合わない級に関しては慎重に受けさせる必要があることをお伝えしました。
例えば、小学校低学年に英検の2級以上を受けさせるのは、私はオススメしていません。単純な英語力だけでなく、読解力や語彙力が必要であり、小学校低学年にそれが必要なのか疑問が残るからです。
もちろん、中には合格する子もいます。しかしそれは、小学校低学年で中学生の国語の問題が解けるくらいの読解力が必要ですから、英語とは別のトレーニングが必要となります。
1つの例として、2017年10月に行われた、英検2級のライティングの問題を見てみましょう。

●以下のTOPICについて、あなたの意見とその理由を2つ書きなさい。
●POINTは理由を書く際の参考となる観点を示したものです。ただし、これら以外の観点から理由を書いても構いません。
●語数の目安は80語〜100語です。
●(中略)

【TOPIC】
It is often said that people today use too much electricity. Do you agree with this opinion?

【POINT】
●Convenience
●Cost
●The environment
日本英語検定協会

いかがでしょうか?
ちなみに、簡単に要約すると、
『今日では、人々は電気を多く使いすぎていると言われている。これに対し、あなたは同意するか』
POINT
・利便性 ・コスト ・環境 

という問題です。これを英語で答えるのです。日本語でも、小学校低学年の児童にとっては、答えるのが難しいのではないでしょうか。
このような対策をする時間があるなら、もっと英会話の練習に当てたり、国語(日本語)の語彙力を増やす方に時間をかけた方が賢明です。

■多くの焦りとちょっとの見栄

 このように、英検対策は必ずしも全ての年齢の子供にとって最適な勉強とは言えないのです。
小学生の低学年の子供が、中学生の野球チームでノックを受けるようなもので、余程のポテンシャルがない限り無駄に終わります。
しかし、親たちの2つの理由によって、子供に無慈悲なノックを浴びせてしまうのです。
1つは、焦りです。「なるべく早いうちに英語の勉強をさせないと!」と意気込んで、英検を受けさせようとするのです。
英語の教育は早いに越したことはないでしょう。それは当然なのですが、「だから英検を!」と考えるのは短絡的と言わざるを得ません。
子供をプロ野球選手にしたいからといって、中学生のチームに混ぜたりしませんよね?
そもそも、英検なんて受けなくても英語はできるようになるわけです(というより、英語ができるようになってから受けるものです)から、英検は学習を進める上での手段の1つに過ぎません。
(すでに述べていますが、一応弁解しておくと私は適切な級の英検受験には大賛成です)
手段を目的とすり替えてしまい、英検を目的としてしまわないように注意してほしいのですが、2つ目の理由によって、親たちは身の丈に合わない英検受験を決意させてしまいます。
それが見栄です。小さい年齢で英検を取ると、子供だけでなく親も誇らしい気持ちになります。本来は英検を合格するために努力したこと自体が素晴らしいのですが、いつしか
『ウチの子供は〇歳で英検◯級を取った』という自慢のネタを増やすことに繋がっている親御さんが、少なからずいます。
もしくは、自分自身が英語ができなかったコンプレックス、子供で晴らそうとしている方も多いように思います。
『私はそんなことないわ!子供のためを思って受験させようとしているの!』と反論されることもあるでしょうが、本当に子供のことを思っているのであれば、そもそも不釣り合いな英検受験をすることはないと思います。
前回の記事でも述べましたが、英検は白か黒かがハッキリわかるテストです。仮に不合格になった場合、親は「また受験させればいいや」と思うのでしょうが、子供にとっては「不合格」というのはとても重たいものだということは自覚してほしいと思います。

■他の試験を活用してみましょう

さて、上記のように、英語の民間試験において、必ずしも英検受験がベストな選択ではないことをお伝えしましたが、
「マイルストーンのように受けられる試験があった方が、モチベーションを維持できる」とお考えの方も多いでしょう。
そのような場合は、合格or不合格でなく、スコアで結果がわかるようなTOEICやTOEFLのような試験がオススメです。
子供様に作られた、TOEFL JuniorTOEFL Primary のような試験がありますので、これらの試験を活用してお子様の英語学習のモチベーションを高めることをオススメします。
英語・英会話の学習はモチベーションの維持が非常に重要です。色々な情報に踊らされることなく、長期的な視点で学習を見守る様にしていきましょう。

Koki

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