結局は無駄なことをしないことが一番の節約
非常に厳しい言い方になりますが、何事も費用をかけずに効果が見込めるものはありません。費用をかけずに成果が上がるのは、親がその専門家であり、直接指導をするか、特殊なコネクションによって個人的に専門家に依頼ができる以外に方法はありません。もし、お母様が英語や教育についての専門家でないならば、ネットや本で知識を拾い集めたところで、その道の専門家と同等の指導をすることは難しいでしょう。
私は英語の専門ではありません。大学での専攻は数学でしたし、留学の経験もありません。教師とのやり取りや、メール・研修・会議などでは英語を用いていますが、時に文法やアクセントのミスが起きます。しかし、私は教育の専門家です。現場で鍛えられた効果的なレッスンの仕方や生徒のモチベーションを上げる技術、最新の教育情報など特殊な技術や知識を持ち合わせています。英語の指導法や教材などは、その道の専門家を複数スタッフに加えることで強化しています。ですからビバイは、英語の専門性だけでなく、教育という大きなカテゴリーでも非常に高いクオリティを維持できているのです。ビバイが、英語力が完璧なネイティヴでも必ず研修を受けさせる理由は、教育の専門家ではないネイティヴスピーカーを教育に関する高い知識と技術をもったネイティヴティーチャーにするためです。
餅は餅屋といいますが、結局はその道の専門家を加えることが一番コストを低く抑え、効果が高めることができるのです。ただ、そのときに親の適切なサポートがないと最高の成果を上げることができないということは先に説明した通りです。
また、コストという概念を「お金」と捉えがちですが、私はコストというのは「時間」だと考えています。たとえば、労働というのは時間とお金の等価交換です。当然、専門技術をもっていれば、時間に対する付加価値が高まりますので、交換されるお金も増えます。お金というのは、時間に付加価値をつけて交換して獲得しているに過ぎないわけです。時間というのは、お金にも思い出にも教育にも交換できる魔法の通貨です。お金ばかりに気をとられて、時間という魔法の通貨を消費していないか、今一度考えてみてください。
おそらくこの記事をお読みの方は、お金をかけずに英語ができるようになる教材や方法論などを期待されていた方もいるかと思います。たとえばYouTubeなどに、非常に効果的な動画もあったりしますので、それはまた別の機会にご紹介をしたいと思います。
「費用を安く抑える」という発想も大事ですが、「かけた費用の分の効果を上げる」という姿勢でいる方が、結果として成功への近道になるでしょうし、私たちビバイも、その姿勢で取り組んでいます。
Koki